スマホがあるとドラマはおもしろくないけど、レインブーツがあると雨はおもしろい。

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進化することっていいことばかりじゃない

ケータイが普及したことでおもしろくなくなったものがある。それはテレビドラマ。スマホなんて特に機能が凄すぎて、それがあることでもう世界にドラマチックなことは起きなくなってしまった。だって時代は指先の操作だけで相手が今何をしているかすぐ分かるし、すぐ連絡もつくし、会いたくて震える(誰かとつながりを感じるためのケータイの着信バイブが)ようになってしまった。

もう相手を走って追いかけて、踏切でちょうど電車がきてしまい、通り過ぎて踏切があいたらその先に彼女はいなかった……とか、待ち合わせの場所にやむを得ない事情で相手が来なくて、けど信じて1日中待ち続け……とか、そういうことを描けない時代。

もっとすれ違ってよ! 恋愛ドラマ=すれ違いでしょ! じれったいオマエの愛がうざったい程痛いよ(T-BORN)って感じさせてよ! と最近のドラマに憤慨することも多いよね。だからって医療モノや刑事モノばっかり放送されても見る気しないし、せめて月9くらい恋愛モノやってほしい。テレビ局がんばれ!って思うこともしばしば。

失ったあのアイテムを取り戻そう!

何かを得たことでおもしろくなくなったものもあれば、何かを失ったことでおもしろくなくなったものもある。大人になってから、雨を楽しむ気持ちってなくなった気がする。子供のころは雨もそんな嫌いじゃなかった。例えば台風が来るとき、なんかとてもソワソワしつつも興奮してたな。それは「やった、学校休みかな」とかそんな打算的なことだけじゃなかった気がする。好奇心? 冒険心? なんであの頃は楽しかったんだろう。って考えたときに浮かんだ1つのアイテム。それは長靴! 長靴で水たまりの中をぴちゃぴちゃ歩くのが楽しかったんだ。
レインブーツ
わざわざ濡れに行くバカな行為を犯したくなるあの背徳感と、濡れることのない高揚感。そのバランスが完璧だった。まるで宇宙服を着て宇宙に飛び立つ宇宙飛行士の気持ち(宇宙宇宙うるさいな……)も、きっとそれに近いのかもしれない。大人になったら守りに入ってしまうことが多くて、リスクを冒すことが減った。けど、今から宇宙飛行士を目指すのは難しくても、雨の日に飛び出すことはできるよ! そのためには再び、懐かしの長靴、もといレインブーツを手に入れる必要がある。失ったものを今から取り戻してみたいと思う。しかも大人だから、あの頃よりももっとスタイリッシュに。

レインブーツはカラバリ豊富なアイテムだからこそ、アクセントに使うのにちょうどいい。冒険できないって人はパンツと同系色を合わせれば意外とすんなり履ける。とりあえずHUNTER定番の黒のタイプなんて導入におすすめ。ほかにもSTUSSY Livin’ GENERAL STORE × MOONSTARのレインシューズなんか、ラバー素材も使ってて防水性もあるのに、一見スニーカーだからブーツは無理っす!って人には特にいいかも。要は雨対応できるアイテムを用意しとけば、梅雨時期も嫌じゃなくなるよね、『雨に唄えば』みたいに踊りだしたくなるよねって話。

ところで、水たまりに突然アメンボが出現する現象、ずっと不思議だったんだけど、アメンボって飛ぶらしいですね、最近知りました。

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綿貫 大介

綿貫 大介

エディター、ライター。メンズファッション誌編集者を経て、現在も編集、ライティング、ディレクションに携わる。発売中のkvina著『恋する東京 東京デートガイドブック』(京阪神エルマガジン社)巻末付録にも出てます。 いろんなアカウント:watanukinow

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