アメリカのちょいダサ服が最近わりと使えるんじゃないかと思っている

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綿貫大介コラム15

アメリカ人ってそもそもおしゃれなのか問題

ポートランドがおしゃれだとか、ニューヨークスタイルがいいとか、西海岸風のインテリアが素敵だとか。ファッションもライフスタイルもアメリカがいいよね、というムードってなんだろう。いまだに続くアメリカ文化への憧れ?まだまだメディアが仕掛けている部分って強い気がする。

だって、アメリカ人ってそんなにおしゃれなの?もしアメリカ人をイラスト化してって言われたら、スーパーモデルにはほど遠い、食べ過ぎでふくよかな人たちを描く気がする。イメージとして。

服装は、セーターにジーンズかな。(って、それもかなり偏見だけど!)そう思うと、「アメリカ=おしゃれ」だとしても、「アメリカ人≠おしゃれ」なんじゃなかろうかとふと思ったりして。

もちろんファッション・ウィークなんかでは局地的に一部のおしゃれな人がたくさん集まると思う。ただ、NYの現地ライターに話を聞いたら、“ストレート(異性愛者)で”おしゃれな男性を探すのはなかなか難しいと言っていた。おしゃれに興味のある男性人口で考えると、日本に比べて少ない気がする。みんな総じてファッションには無頓着っぽい。

日本の古着屋などでもアメリカの古着でちょっとダサいだろ、というアイテムをよく見かけるからさらにそんなイメージがあるのかも知れない。

ギークにハマるちょいダサ服を使いたい

ただ、今個人的にそのアメリカのちょいダサ服が結構イケてるんじゃないかと思っていて。シンプル&ベーシックな服装に飽きた部分もあって、ちょっとクセが強いアイテムを挟みたい気分がむくむく。

なんかギーク(オタク)っぽい感じをプラスするのが、ネクストトレンドっぽい感じもする。2016年の春夏のコレクションを観ていると、メガネだったり、ショルダーバックのななめ掛けだったり、ちょっとギークなコーデ提案がちらほらあったし。

ただ、そんなトレンドどうの、おしゃれどうのではなくて、単純にアメリカっぽいちょいダサ服のわかりやすさがかわいいと思う。原色でカラフルなウインドブレーカーとか、すごい柄のセーターとか、イニシャルがどデカく入ったスウェットとか(サザエさんのカツオがKのイニシャルの入った服をよく着ている感じも好き)。シンプルブームの反動がすごく魅力的に感じる。

アメリカで今アグリーセーターが流行っている流れで、日本でもFOEVER21やH&Mでアグリーセーターを販売していた。それはクリスマスにあえてダサいセーターを着よう!というキャンペーンだけど、コレ着たら楽しそう・・・と素直に思ってしまった。楽しそうって感覚をファッションに感じるのって、すごくいいなぁ。

そんな僕は今、にわとりの顔がでかでかと刺繍されたスウェットを着ているんだけどね。

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綿貫 大介

綿貫 大介

エディター、ライター。メンズファッション誌編集者を経て、現在も編集、ライティング、ディレクションに携わる。発売中のkvina著『恋する東京 東京デートガイドブック』(京阪神エルマガジン社)巻末付録にも出てます。 いろんなアカウント:watanukinow

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