基礎知識:革靴のスタイル4つ

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Alden

Aldenより

革靴には基本となるスタイル(様式)があるのは知っているだろうか?
そのスタイル(様式)をベースにし、様々なデザインが施されることで革靴の種類が決まる。

そこで、今回は革靴のスタイル4つについて説明する。
是非靴選びの参考にしてほしい。



内羽根式(バルモラル)

内羽根式は、紐を締めると紐を通す穴(アイレット)を開けている部分(羽根)が内側にくっつくタイプ。
履き口がVの字に開くのが特徴。もっとも古い短靴のかたちであり、クラシックかつフォーマルな印象を与える。
あらたまったビジネスシーンから冠婚葬祭にまで幅広く対応できる、汎用性の高いビジネスシューズである。
19世紀、英国のアルバート公がスコットランドのバルモラル城でデザインしたことが名前の由来といわれている。

外羽根式(ブラッチャー)

革靴のスタイル

Aldenより

外羽根式は、羽根が靴の外側につけられているタイプ。
羽根の開きで履き心地を調整しやすい。
また履き口が大きく開くので、内羽根式よりも脱ぎ履きが楽だ。
内羽根式と比べるとややカジュアルよりの印象になるが、オーソドックスなかたちなので、スーツやジャケパン・スタイルはもちろん、チノパンツやジーンズなどカジュアルなスタイルとの相性もいい。

こちらもビジネスからカジュアルまで汎用性が高いシューズといえる。

サドル

アッパーの中程に馬の鞍(サドル)を置いたような革の切り替えがあるタイプ。
船員の靴から取り入れられたといわれる。
サドル部分の色や素材を変えてコンビネーションにすることが多い。

基本的にはカジュアルシューズで、ジーンズやチノパンなどアメトラ(アメリカン・トラッド)によく合う。
同色遣いのものならビジネススーツにも合うだろう。

スリッポン

ヒモやバックルを用いずに着脱するタイプ。
スリッポンといってもいろいろあるが、何より脱ぎ履きが楽なのがが良いところ。
フォーマルにも履けるプレーンなものから、ドレスアップもドレスダウンも出来る房飾りのついた「タッセル・スリッポン」、カジュアルな「ローファー」等、さまざまなデザインがある。

足元が軽く見えるのも特徴で、春夏には重宝する。

ビジネスシーンのシューズ選び

ビジネスシューズとしては、内羽根式と外羽根式の両方を揃えておくのが理想だ。
どちらか選ぶのであれば、自分のビジネスシーンを想定し、フォーマルなシーンが多く冠婚葬祭にも使いたいならば内羽根式を、普段使いに徹するなら外羽根式を選ぶのがいいだろう。



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MR.GARMENTS(ミスターガーメンツ)

ミスターガーメンツ編集部。

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3 Responses

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  3. 2015年6月4日

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